発注予定票について(各記入項目のご説明)

発注予定票

 弊社では、入荷した時に「納期に間に合わない」「塗料が無い」等の問題が発生しないよう、この発
注予定票をFAXして頂いています。
 ご希望納期に間に合わない場合や、何らかの問題がある場合はこちらから連絡を差し上げます。
 入荷日、出荷日が決まれば予定に組込み、材料等を準備しておきます。予定は早い者勝ちという
表現は失礼ですが、早く決まった予定から埋めていきます。
 お手数をお掛けしますがよろしくご協力の程お願い致します。


発注元

御社のお名前又はコードNO.
 せまい業界なので、お互いに競合するお客様の仕事を受注する場合も多々あります。
 ご連絡いただければ、お客様のコードNO.で作業票を作成致します。


年月日

「発注予定票」発行年月日


注文No

御社のご注文No


担当者

御担当者名
こちらから連絡を差し上げる際、非常に助かります。


搬入予定日

弊社への搬入または入荷予定日


希望納期

ご希望納期
 何らかの理由でご希望納期に間に合わない場合は、18時間以内に担当者よりご連絡を差し
上げ、再度納期の打ち合わせを行います。


品名

一般的な製品名で構いません。


数量

〜点、〜個、〜u等ですが、大体の面積がわかれば塗料の準備に役立ちます。


塗装色

 日塗工(日本塗料工業会)色、DIC、マンセルまたは企業独自のNo等、調色に調色に必要な
原色を準備するのに必要な項目になります。


 日本塗料工業会の見本帳は艶有りで制作されています。
 不明の時は、製品搬入時に打ち合わせ致します。
 尚、同じ艶でも、色や膜厚、仕上げの平滑度によって艶の感じは変わりますが、この辺は許容
範囲内として御了承願います。


塗料の種類

 塗料の手配に必要な項目です。


素材の種類

 素材の種類によって、前処理、下塗等が変わります。


仕様

 使用目的によって一概には言えませんが、外観よりは性能を重視したのが屋外仕様、性能
より外観を重視したのが屋内仕様と考えています。
 最近は仕様はどうでも、剥がれなければ価格の安い方がいいという要望もありこの項目は難
しいものがありますが、短期間で問題の発生するような製品を出荷する訳にもいかず残してあります。
右側の項目にご記入頂いたところを考慮して、出来るだけご要望にそうよう作業したいと考えています。


パテ処理

パテ処理が必要な場合は、納期と費用がそれなりに多く必要になります。


膜厚指定

 例えば、40ミクロン指定でキッチリ40ミクロン塗装する事は今の我々の技術では不可能
ですが±10%ぐらいなら平気です。
 ただ、形によっては均一な塗装が不可能な形もあるので、実際には40ミクロン指定の場
合−10%、+50%ぐらいの範囲に収まっています。


粘着ビニール養生

 外装パネル、サッシ等のアクリル、フッソ樹脂焼は塗装の表面保護に使用しています。
 残念ながら、シリコンやメラミン樹脂塗装には糊の転移の恐れがあり、今のところ積極的
には使用していません。
 たまに糊の跡が残る事もありますが、アルコール等の弱い溶剤で拭き取れます。
 但し、材料費が別途必要になるので、価格低減が至上の昨今、もしかしたら余計な費用
になる場合もあると思われ、この項目を設けております。


現場名ほか

 仕事の性質上、同じ様な製品が多く、また後日の問い合わせにも応じ易くなるため、現場
名、機種名等があれば何かと便利です。